「エンディングノート」のことを書いているブログですが、「エンディングノート」は「高齢者だけ」が書くノートいうわけではありません。
日々生活していれば、何が起きるか分かりませんよね。20代でも30代でも40代でも「もしものとき」「万が一のとき」ということは起きる可能性は、残念ながらあります。
そんな「もしものとき」「万が一のとき」のために、エンディングノートを「リビングノート」として活用しましょう、というお話です。
もしものときとは
人が亡くなるのは病気や寿命だけとは限りません。事故に遭ったり、自然災害にあったりすることも考えられます。
たとえ自分が車を運転していなくても、車に乗っているだけ、歩いているだけでも交通事故に遭う事はありますし、電車の事故などもあります。予測ができることではありません。
そして、海に囲まれ、山や川がたくさんある日本は自然災害が多い国です。頻繁にある地震だけでなく、台風、大雪、大雨、津波、地滑り、噴火など色んな災害が発生します。これらも殆どの場合に予測ができないものですよね。
「もしものとき」は「ある日突然」にやってきてしまうのです。そんなことが起きたときの準備、できていますか?
自分のこと、家のことをまとめておく
一命をとりとめても、昏睡状態になったりして、意思伝達ができないこともあり得ます。家族だけでなく、自分に関わる人が少しでも困らないで済むように、「もしものときのために」自分のことや、家のことでの大事な情報を「ノート」にまとめておきましょう。
「エンディングノート」という名称がなんとなくイヤだなあ、という方には下記のようなノートも売られています。「エンディング」という単語は入ってはいますが「もしものときのため」という感じのほうが強く感じられるのではないでしょうか?
他にもこのようなタイプもあります。
色んなタイプのノートが市販されていますので、本屋さんで実際に手を取ってみたり、楽天やアマゾンなどのオンラインサイトでみて、ご自分に合う1冊を是非見つけてください。私の「楽天ルーム」でもご紹介をはじめました。これから少しずつ増やしていこうとしています。 https://room.rakuten.co.jp/fujiko.koala/items
少しずつでもいいので書いていく
実際にノートを見てみると分かるのですが、ノートに書く項目というのは、いろんな事に及びます。
ノートによって多少の違いはありますが、自分のこと、銀行、年金、保険などの財産関係、介護や延命治療などの医療関係、葬儀やお墓、相続・遺言、SNSのパスワード、連絡先リスト、やりたいことリストなどが多いです。
一度に書くのはとても大変なので、時間を見つけて、少しずつでも書いていくようにしたいですね。
これからの人生のことを考え直すきっかけになることも多いかと思います。
その他の対策
他に「もしものとき」の対策としてしておくといいことには
・非常用持ち出しセットの準備
・玄関までの動線確保
・モノの片付け
・入院セット
などもあります。これらについてはまた別に書いていくことにしますね。