本を片付けていきましょう
本がたくさんありませんか? 私はたくさんありました。大好きで集めていた作家のシリーズものから「いつか読もうー」の「積んどく本」、いろんな教材本、マンガ本などたくさんありました。実は今もまだそういう「時間ができたら読もう」と思ってこの半年以内に買った本があります。私の場合は日本からわざわざ送ってもらうので、注文するときにはよくよく考えてから買っています。kindleなどの電子書籍でもいいのはそうしていますが、私は「紙の本」が好きなので、電子書籍にするか?紙の本にするか?は使い分けをしています。
でも昔に買った「いつか読もう」という本の「いつか」はここ何年も来なかったし、過去に読んでまだ取ってある全ての本をまた読むとは思えなかったので「一度手放し」て「本当に読みたかったら読める時にまた買う」ことにして整理しました。過去に「何度も読んだ」ことある本はこれからもまた読むと思うのでそれらは取ってあります。
本の片付けも同じで「全部出し」ますが、「紙」は多くなると重さも出てくるので動かすときや床に積んであるときには気をつけてくださいね。
「明らかに汚い」「まず読むと思えない」本は判断しやすいかと思います。私が「捨てずらかったけど捨ててスッキリした本」は勉強系のテキストでした。これまた「いつか勉強し直そう」と思い取っておきましたが「見るたびにやってない自分に自己嫌悪」することもあり、一気にサヨナラしてスッキリいたしました。勉強したいことは変わってきてまた新たに出てきたりするのでそれで良いと思っています。
あと個人的なことですが、読み返したい本も歳と共に変わってきたのを感じます。たとえば以前は殺人事件を扱った推理小説とかが好きでよく読んでいたのですが50代後半になったら、そういう「人が死ぬ」とか「凶悪犯罪」とかのことは例え本の中でも読みたくなくなったので、大好きで何十冊も揃えていたシリーズも読み返すことなく手放しました。
私は不要になった本は図書館に寄付したり、友人にもらってもらいました。海外では日本の本は手に入りにくいので喜んでもらえます。「手放すと決めた本」は大量になると古本屋さんに持っていくのも本は重くて大変です。日本では一箱に詰めて送ると査定してくれるサービスがあったりするので、利用できるものがないか、調べてみることもお勧めします。海外ではその地域の日本人コミュニティでの「売ります・買います」のサイトなどを利用すると、喜んで買ってくれる人が見つかりやすいと思います。
私の友人で「本が大好き、本に囲まれているのが幸せ」という人がいます。人の幸せの形は人それぞれなので、それはそれでいいと私は思います。この間、彼女と本の片付けのことを話したら、彼女が亡くなったときに遺族が分かりやすいように、その大量にある本の中でも「貴重な、売ったらいい値段がつく本」はまとめてあるそうです。そういう貴重な本はその本を手にしたいと思う人のところにいってほしいと言っていました。