「はじめての終活」として、まず「エンディングノートを書く」ことをお勧めしています。
市販のエンディングノートには、「資産の状況」を書くページがあります。1つ1つ調べて書いていくのはとても面倒に思うかもしれませんが、一度書いてしまえば、その後は変更があったときだけ直せばいいですから、この際一度取り組んでみてください。
残される家族の人達がとても気になるのが「財産状況」であるのは、きっとお分かりかと思います。
相続のことを考える機会にもなりますので、預貯金と共に不動産のこともエンディングノートに書いておくようにしましょう。
エンディングノートに書いていく
登記事項証明書を用意する
不動産の情報が書かれている「登記事項証明書」が手元にありますか?もしもないようでしたら、法務局で取得しておきましょう。
法務局のオンライン申請はこちらから
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/category_00003.html
物件
土地、建物、マンション・アパート、田畑・山林なのかなどの種類を書きます。
用途
居宅、別荘、共同住宅、事務所、倉庫など用途を書きます。
名義・持ち分
自分だけの名義なのか、誰かとの共有名義なのかを書きます。共有名義の場合はそれぞれの持ち分も記載しておき、その名義人の名前と連絡先も記載しておきましょう。
住所・登記上の所在
登記簿上の住所と現住所が違うときはそれぞれ書いておきます。
備考
備考欄に、面積、抵当権の設定、ノートを書いたときの時点での固定資産税、評価額なども書いておくといいですね。